みなとブログBLOG

例年、雨が連日続いたり、大雨が降った後には雨漏りについてのご相談を多く頂きます。

雨漏りの原因としては、屋根の劣化から雨漏りに繋がるケースも多くあります。

屋根は、雨風や強い日差しから家を守るとても大切な役割を担っています。

屋根は日々外気に晒されているため、少しずつ劣化していくので、定期的なメンテナンスが必要になります。

痛みが少ない内は簡易な補修工事で済む場合が多いですが、損傷が複数箇所に広がっていたり、劣化が進んでしまい雨漏りが発生している場合には「葺き替え」工事が必要になります🏡

そこで本日は、「屋根の葺き替え」の工事費用や期間についてお話していきたいと思います。

屋根の葺き替えの工事費用は？

平均的なお家のサイズを30坪と仮定して算出した場合、工事費用は95～240万円が相場となります。

お家の既存の屋根材が石綿（アスベスト）を含んでいる場合は、さらに処理費が200万円ほどかかってしまいます💦。

※上記の表はあくまでも参考です。お住まいの状況によって変動する場合がありますことをご了承下さい。

これらを基に30坪分（99㎡）で計算してみると、先程お伝えした95～240万円ほどの金額になります。

屋根の葺き替え工事に要する期間は？

表を見て頂くとお分かりの様に、「葺き替え」工事はトータルで7～10日前後かかります。

①足場の組み立て：所要日数 1日

屋根の上は2ｍ以上の高い場所での作業になる事が多いため、基本的には足場の組み立てが必要となります。

②既存の屋根解体

既存の屋根材を取り外し、屋根材の撤去をします。

③必要であれば下地（野地板）の補修

下地の状態を確認し、必要な補修・修繕を行います。

④・⑤新しい防水シート・水切りの取付け：②～⑤までの工程で所要日数 1日

ルーフィング（防水シート）を下地に敷き込みます。その後に軒先水切りのスターターを取付けます。

⑥・⑦新しい屋根材・板金等の取付け：⑥～⑦の工程で所要日数 3～7日

新しい屋根材を丁寧かつ慎重に設置していきます。その後、屋根の棟板金等を取付けます。

⑧シーリング工事：所要日数 1日

端部や取り合い部のシーリング処理を行います。

⑨足場の解体：所要日数 1日

最後に点検をし、手直しや掃除を行った後に足場の解体をすると全ての工程が完了です。

最後に

屋根の「葺き替え」工事の費用や期間についてお話してまいりましたが、いかがでしたでしょうか？

葺き替え工事は比較的大きなリフォームとなるため、屋根カバー工法などと比べると、ややコストと日数はかかってしまいます。

しかし、下地が補修され屋根材も新しいものになるので、屋根の寿命も長くなり、強風や大雨などの自然災害への対策を強化する事ができます👀

また、既存の屋根材よりも軽い屋根材を設置することで、お家の重心が下がり、耐震性の向上にも繋がるメリットがあります。

・長い間メンテナンスをしていない

・雨が降ると数箇所以上の場所で雨漏りしてしまう

等でお困りの時は是非お気軽にご相談下さい🙂

みなとペイントでは診断・お見積りまで無料にて行っておりますので、適切なアドバイスやご提案をさせて頂ければと思います✨