シーリング材について【オートンサイディングシーラント】【オートンイクシード】｜みなとブログ

シーリング材について【オートンサイディングシーラント】【オートンイクシード】

お知らせブログ 2025.08.08 (Fri) 更新

おはようございます😉✨
新潟県新潟市で外壁塗装・屋根塗装・雨樋調査・足場工事を行っておりますみなとペイントです✨

窯業系サイディングの外壁塗装において

シーリング材としてオートンサイディングシーラントとオートンイクシードのどちらを選ぶのがよいのか？？

※シーリングとは？

建築物において、気密性や防水性向上を目的として、隙間を目地材などで充填することです。

オートンサイディングシーラント

★特徴

窯業系サイディング専用に設計されたウレタン系シーリング材で、20年以上の実績を持つ信頼性の高い製品。耐候性や耐摩耗性に優れ、豊富な色揃えでサイディングの目地に対応。

★耐用年数

約10～15年程度（環境や施工条件による）。

★メリット

実績が豊富で、大手ハウスメーカーにも採用されている。

コストパフォーマンスが良く、標準的な耐久性を持つ。

柔軟性と接着力のバランスが良く、サイディングの動きに追随。

★デメリット

耐用年数がオートンイクシードに比べ短い。

硬化速度が遅めで、施工後の養生期間が必要。

オートンイクシード

★特徴

特殊高耐久ポリマー「LSポリマー」を配合した次世代型のウレタン系シーリング材。ノンブリードタイプで、可塑剤を使用せず、経年劣化による硬化やひび割れを抑制。耐候性試験で実時間30年相当（促進耐候試験6000時間）の耐久性を確認済み。

★耐用年数

約30年と非常に長寿命。

★メリット

耐久性・耐候性が非常に高く、フッ素や無機塗料の耐用年数（15～20年以上）に適合。 -伸び率が1000％超と高く、建物の動きに強く追随し、破断しにくい。汚れ防止成分（CRオリゴマー）により、表面の汚れ付着を軽減。

★デメリット

硬化速度が遅く、養生期間が必要（施工期間が長くなる可能性）。価格がオートンサイディングシーラントよりやや高め（数万円程度の差）。

シーリング材と塗料の相性

窯業系サイディングの外壁塗装では、シーリング材と塗料の耐用年数を合わせることが重要です。

塗料の耐久性が長くても、シーリング材が先に劣化すると、目地のひび割れや剥離により防水性能が損なわれ、塗装全体の効果が低下します。

フッ素塗料（耐用年数15～20年）の場合

オートンイクシードの30年耐久性は余裕を持ってカバーでき、長期的に安定した防水性能を発揮します。

オートンサイディングシーラントでも耐用年数が近いため対応可能ですが、塗装の後半でシーリングの劣化が始まる可能性があります。

無機塗料（耐用年数20年以上）の場合

オートンイクシードの30年耐久性がより適しており、塗料とシーリングのメンテナンスタイミングを揃えやすくなります。

オートンサイディングシーラントでは耐用年数が不足する可能性が高いです。

以上を踏まえて、ご予算やメンテナンス計画に応じて対応させていただきたいと思います。

また、見積もりやカタログを確認し、塗料とシーリング材の相性を再確認することも重要です。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました🤗

弊社で取り扱っている塗料は・・・

⛄アドグリーンコート

日本中央研究所が製造・販売する遮熱塗料で、ヒートアイランド対策を目的に開発された「冷めやすい」塗料です。

特殊な超微粒子セラミックス（アドマファイン）を使用し、太陽光の近赤外線を効果的に反射し、排熱性能に優れています。

太陽光を高反射し、塗膜自体の熱蓄積を抑える「Wブラインド効果」により、建物外皮を外気温と同程度に保つ。

紫外線に強い塗膜で長期的な美観保持が可能。

無鉛タイプで人体に安全。環境負荷の低減を目指すエコ塗料として国際特許を取得しています。

※みなとペイントは認定施工店です。

EX（標準）とGL（ツヤ感強化）などバリエーションあります。

⛄エシカルプロクール

遮熱・断熱性能を備えた塗料で、環境に配慮しつつ快適な室内環境を提供することを目的とした製品です。

太陽光の熱を反射し、室内への熱伝導を抑えることで空調の負荷を軽減。アドグリーンコートに比べ、断熱性能に重点を置いています。

「エシカル」という名前の通り、環境負荷の低減を意識しています。

放熱にこだわって開発した冷めやすい塗料

ヒートアイランド対策のために設計された「エシカルプロクール」シリーズは、放熱にこだわって開発された”冷めやすい”塗料です。半導体の封止材等、精密機器（テレビ・携帯・カメラ等）の熱対策に用いられる世界最高峰の素材、真球ナノ・ファインセラミックスを建材塗料に応用しました。太陽光の近赤外線の効果的な「反射」と「放熱」のWブラインド効果で、塗装した建物外皮を外気温と同温程度に推移させ、”熱だまり”を起こしません。